銀座三原橋地下街の『三原カレーコーナー』、50年間営業、惜しまれる閉店

(ガラケイで撮影) 東京オリンピックが開かれた1964年に開店。国内で最も古いとされた銀座三原橋地下街。映画館、床屋、飲食店が並び、サラリーマンが良く愛していた場所だ。戦後、がれき処理の為、当時あった三十間堀川が三原橋とともに埋め立てられ、その川跡に天井をアーチにした地下街が生まれた。そんな中、どきどきするような映画館があり、お酒も昼間から飲める懐かしい場所だ。定食屋の三原、三原カレーコーナーはカレー以外にも、アジフライ、カキフライ、とんかつ定食など安く、おいしい店として人気のあった店だ。カレーは毎週金曜日には700円が550円になる。閉店する数日間も550円でカレーを食べさせてくれ、食べ納めをしてきた。TVカメラの取材、携帯で撮影をしている男性を多く目にした。 ご主人の吉田さんの人柄も人気があり、笑う顔は今日2時に店を閉めるときは、どのような顔になるのかなと思いながら『ごちそうさま』と店を後にした。