第144回 鎌倉の谷戸巡り(きらぼし歩中会 2019年12月のウォーク報告)

鎌倉の谷戸巡り(地図上でクリックすると拡大されます)

午後からの雨の予報のなか16名のご参加をいただきました。小林さんは夕方からの忘年会から参加されると連絡がありました。

雨が降り出さないことを祈って小町通りを進みます。朝10時だというのにすでに道幅一杯の観光客で混雑しています。今回は金沢街道から朝夷名切通を越えて鎌倉駅を目指す計画でしたが、台風15号の影響で通行禁止となっており、鎌倉の東側の谷戸を廻ることに変更しました。天園周辺、北鎌倉から大仏への道、祇園山の道など鎌倉のハイキングコースの多くが、倒木やがけ崩れで通行禁止の状態が続いています。大きな災害までに至らなかったのがせめてもの救いだったでしょうか。申し訳ないような気持ちで歩き始めました。

半月程前に、当会のメンバーの髙橋さんから、鎌倉北条執権の最期の地である東勝寺跡に寄ってみたいとの連絡をいただきました。私も行ったことが無く知識もありませんでしたが、鎌倉駅近くであることが判明しましたので、まず東勝寺跡に寄ります。打倒鎌倉幕府の急先鋒新田義貞に攻められ、北条高時以下一族および縁につながる人々八百七十余人が自決したと「太平記」に記されています。東勝寺の跡地は国の史跡に指定され立ち入りはできませんが、近くに北条高時の墓とされている「腹切やぐら」が残っています。やぐらの前面に建つ角塔婆には高時の法名が記されています。北条一族の無念さが伝わってきます。近くの宝戒寺は北条義時以降代々の執権邸旧蹟の地でした。宝戒寺の沿革等の説明を読んで鎌倉宮に向かいます。

鎌倉宮で小休憩して谷戸巡りが始まります。鎌倉宮裏手の理智光寺谷を登ります。護良親王のお墓の下を通って浄妙寺谷戸に入ります。金沢街道を横断して鎌倉の竹寺と言われている報国寺に参拝します。たくさんの竹に囲まれた静かな庭園を廻ります。旧華頂宮邸の庭園を楽しんで、宅間ガ谷を登って高台にある子どもふれあい広場で昼食にします。

昼食後、長い急な階段を降りて大町谷戸の住宅地を進みます。八雲神社、妙本寺に寄ります。八雲神社に着いた2時過ぎに予報通り雨が降り出してきました。妙本寺は日蓮の直弟子日朗の開山創建と伝えられています。日蓮が佐渡配流から赦免されて鎌倉に帰ってきた時に滞在していた説もあるようです。総門、二天門と進み、正面が祖師堂で堂々たる建物に圧倒されます。祖師堂に祀られている、木造日蓮聖人座像は、身延山・池上本門寺の像とともに一本の木から刻まれた、世に一木三体の像」(サイトへリンク)として知られています。お参りした時には確認できずに残念でした。次回の鎌倉ではぜひ拝観したいと思います。

鎌倉駅東口近くの、くいもの屋わんさんに予約時間丁度に到着し小林さんとも合流して忘年会が始まりました。今年一年、ウオーク中の事故等無く無事に歩けましたことに感謝して、今年一年のウオークを振り返り大いに盛り上がりました。これからも歩中会で皆様と長く歩けるよう頑張りたいと思っています。この一年、皆様のご協力を心から感謝申し上げます。ありがとうございました。 

    

                                         井上 修

                                           以上

 



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