現役のころからやりたかったことをリタイアを機に、
現在いろいろとチャレンジをして楽しんでいる。
『モンターク目黒』のホームページを作成することもそのうちの一つで、
『モンターク目黒』のホームページ（www.montag-me.com)上で、
『ピースボートで世界一周』の経験談をつぶやくことにした。
一人旅は、以前から国内は旅行していたが、海外には一人で行ったことはなかった。
『世界一周』、それも船を利用した世界一周なんて、新聞、ポスターで目に触れても自分には関係ないことだと、興味はまったくなかった。それが、リタイアをした後にそれらの広告を目にすると興味を持つようになり、『モンターク目黒』のホームーページを作って、紹介してみようと言う気持ちが強くなり行こうと決心をした。しかし、現実には最低三拍子が揃わないと『１０３日間の世界一周』は難しい。家内に話てみると、『船は船酔いで、気持ち悪くなるので行きたくない』とあっけなく断られたが、一人で１０3日間を行く勇気もなく、行けそうな可能性のある友人3人ほど声をかけてみたがすべて断られた。 船内には個室から４人部屋まであるが、2段ベットが２つの相部屋、なおさらためらう。しかし、一人で乗船する人が多いと聞いていたので、似たような人が乗ってくるのだろうと、腹をくくって前向きに行くことを考えるようになってきた。 体の調子は大丈夫、家族、身内も病気の者はいない。時間はある。後は、費用だ・・・。 ２段ベット、相部屋、早期予約割引で私の考えているコースは、約１３０万円。それに付随する保険など諸経費約２０万円、寄港地からオプショナルツアー（かなりのコースを用意がされているので、費用に余裕があれば寄港地からフライトを使ってたオプショナルツアーに行くことも可。）に約５０万円、締めて約２００万円。これを捻出しなくてはいけない。これが一番の問題だ。
この船の名前は『ピースボート』、非営利、国際交流団体NGOで運営はしているが、事務局（通称ピーセン）では事務作業、ポスター貼りなどの仕事がボランティアとして、船に乗る人を対象に働かせてくれる。船旅の情報はそこから得れるし、ボランティアといえども報酬はいただけるが、現金では支給はされない。が、船に乗る時に報酬を旅費の一部に充当することができるのだ。残りの費用はへそくりをかき集め何とか旅費を作ることができた。
そして、いよいよ平成２５年４月１日（月）
横浜港大さん橋国際客船ターミナルより出航。