きらぼし歩中会 2019年12月のウォーク案内 第144回 鎌倉の谷戸巡り

写真は井上修さんが井上修さんが日本百名山完登した記念にメンバーが揃ったところで撮影しました。(写真上でクリックすると拡大されます)

 

年末恒例の鎌倉ウォークです。当会で鎌倉を歩くのは今回で15回目となります。当初の計画では、金沢八景駅からバスに乗車、横浜市側から鎌倉へ向けて、金沢街道の旧道である朝夷奈切通を歩き、鎌倉七つの切通すべてを完歩する予定でした。しかし9月9日の台風15号は横須賀に上陸、東京湾を進んだ超大型台風は三浦半島一帯にも大きな被害をもたらしました。山道である朝夷名切通も、倒木と崖崩れで現在も通行禁
止となっています。鎌倉の天園ハイキングコースも大きな被害を受け、各所で寸断されており通行止めになっています。今回予定していた朝夷奈切通は来年末に延期して、今回は鎌倉の谷戸を巡る道を歩くことにしました。

 

 

三方を山に囲まれた鎌倉では、山に幾筋も切り込んだような谷が多くなり、谷戸(やと)と呼ばれています。中世には、寺社や武家屋敷が多くつくられ、現在は谷戸の奥まで民家が建ち並んでいます。山の縁に抱かれるように家々が建つ様子は、鎌倉の特徴的な景観のひとつです。コースの谷戸を紹介します。鎌倉宮は二階堂谷戸の入口付近になります。獅子舞谷や瑞泉寺が一番奥になります。護良親王墓が理智光寺谷戸、浄妙寺谷戸の上部から滑川まで降りてきます。滑川を渡ると報国寺谷戸に入り、昼食予定のわんぱく広場から大町谷戸を降りて鎌倉駅に向かいます。鎌倉の魅力は神社仏閣に目が奪われがちですが、谷戸の地形からも800年の歴史の重みを感じ取れると思います。今回はそんな鎌倉の地形を楽しみながら歩いてみましょう

鎌倉駅に戻り昨年もお世話になった、小町通りの「くいもの屋わん」さんで今年一年 をゆっくりと振り返り、今年も無事に歩けたことを感謝して打ち上げたいと思います。

以上

 

 

 

 

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