第142月回  運河の街・芝浦から天王洲アイルへ(きらぼし歩中会 2019年9月のウォーク報告)

朝からあいにくの雨にもかかわらず、途中参加の長坂さんを含めて12名のご参加をいただきました。ありがとうございます。芝浦界隈は雨の祝日で人通りもまばら、休日の都心の静けさに包まれていました。雨も午前中で上がりましたが、私は一度も傘を指さずに済む程度でした。田町駅は大きな駅なのに、南改札と北改札が20㍍の幅で向き合っているので実質は改札口が一つで間違いようがありません。待ち合わせ場所としては最高です。

「運河の街・芝浦から天王洲アイルへ」コース

 

駅の階段を西側に降りると旧東海道で現在の国道15号線です。江戸の末期に街道に面した位置に薩摩藩の屋敷がありました。江戸総攻撃を控えた数日前に、官軍を率いる西郷さんと幕府軍大将の勝海舟がこの地で会談して、幕府は本丸である江戸城を明け渡すことで合意しました。いわゆる江戸無血開城が決まりました。明治維新最大の出来事でしょう。約三百年続いた体制が、大きな武力衝突も無く平和裏に新体制に移行された例は有史以来初めてです。田町駅前のビル(現在取り壊し中)の一角に、江戸開城会見の地として石碑が建っています。(工事で石碑も現在見られません)明治維新は大勢の偉人たちが登場しますが、誰一人掛けていてもこれほど平和裏に態勢が変革されることは、無かったと言われています。全く同感ですし、明治維新での日本人の賢さに感心します。数年の後、石碑も復活するでしょうからご覧になってください。(写真上でクリックすると拡大されます。)

西郷・海舟会見の地の石碑

田町薩摩邸(勝・西郷の会見地)附近沿革案内

 

いよいよ運河沿いの道を巡ります。芝浦北西運河から水辺が大きく開けた芝浦北運河に出ます。対岸に芝浦アイランドの超高層住宅群が見えてきます。東京湾の埋め立て地で工場のほか、倉庫、都電の操車場や水道局のポンプ場でしたが2001年からの再開発事業でタワーマンションが林立し、総戸数4000戸、人口10,000人の街となっています。晴れていれば、カモメが行き交うのどかな海辺の風景が広がるのでしょうが、時たま通る東京モノレールの騒音以外は、都心の静けさを満喫出来ます。水辺は清流で無くても、マイナスイオンが発生していて落ち着いた気分になります。京浜運河の手前で、お昼まで時間があるのでレインボーブリッジに寄って行きます。エレベーターで一気に橋の上まで上り、小雨に煙る東京湾を一望します。このまま橋を渡りお台場に出るのも良いなと思いましたが、おとなしく降りてきます。  

東京の水害の守り神の一つ、高浜水門の前を通り、芝浦水再生センターの屋上にある芝浦中央公園で昼食にします。午前の仕事を終えられた長坂さんも合流されました。この公園が素晴らしかったです。お昼はこの公園を予定していましたが、下見時はカットして寄りませんでした。品川駅に近いのにオフィスビルに囲まれた場所からか、また雨模様が影響しているのか、家族連れが数組だけで静けさを満喫しました。平日ならドコモやソニーの大きなビル等に隣接しているので相当な利用者があるはずです。公園も良く整備されていて芝生の緑も素晴らしかったです。東京都か品川区の公園だと思いますが、我々ウォーカーには有り難い、また行きたくなる公園でした。

芝浦中央公園集合写真

芝浦中央公園集合写真

東京海洋大学にに寄り、登録文化財として指定されている実習船の「雲鷹丸」を拝見します。この小さな船で大海原を駆け巡ったとは大変だったと思います。天王洲運河をふれあい橋で渡って天王洲エリアに入ります。ボードウォークも普段は観光客で賑わっていますが、季節の変わり目で静かな佇まいです。りんかい線で大井町駅まで出て、江田さんの案内で駅近くのお店で咽を潤し、今日一日を振り返りました。来月は奇しくも大井町駅集合で旧東海道を歩きます。まさしくリレーウオークとなります。お疲れ様でした。

                                                      井上 修

                                                以上

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