ノルディックウォーキングって知っていますか?

ノルディックウォーキングは、スキーで使うようなストック(ポール)を使って歩くことで、普通に歩くエネルギー消費量の1.2倍~1.5倍ほどの消費量になると言われています。 このノルディックウォーキングを体験できるところが、日比谷線中目黒駅から3分のところにある中目黒ノルディックウォーク事務局で体験できます。毎週土曜日の午前8時から公認指導員、坪井直明氏のもと正しい歩き方を指導してもらえます。ポールがなくても1回300円でレンタルができるから、気軽に体験ウォーキングが楽しめます。 nordicWalkノルディックウォーキングは、2本のポール(ストック)を使って歩行運動を補助し、運動効果をより増強するフィットネスエクササイズの一種である。もとは、クロスカントリーの選手が、夏の間の体力維持・強化トレーニングとして、ストックと靴で積雪のない山野を歩き回ったのがはじまりである。北欧ではスキーウォーキング、ポールウォーキング、フィットネスウォーキングとも呼ばれる。日本国内ではポールを突いて後方に押し出して推進力にするものをノルディックウォーキング、前方に突いて歩行を補助するものをポールウォーキング、これら2つを総称してストックウォーキングと称されることが多い。 ノルディックウォーキングの最大利点は、なんといっても年齢性別を問わず気軽に楽しめ、エクササイズの効率が非常に良いことである。一般的な歩行運動と異なり、上半身の筋肉もより積極的に使われて、首や肩の血行も促進され鍛えることができる。全身の約90%の筋肉を使用する有酸素運動を、疲れをあまり感じることなくより長い時間行える。1分間に110歩程度の速度で歩けば、普通のウォーキングに比べてエネルギー消費量が平均20%ほど高くなる。心拍数が1分間に120~150ぐらいの強度の運動が可能である。ウォーキングでは1時間に約280カロリー程度しか消費しないが、1分間に120歩程度のペースで上半身の力を有効に使って歩幅を大きく取って歩けば、約400カロリー程度まで引き上げることが可能となる。そのためレキなどのポールメーカーの説明書には、エネルギー消費量が40%から50%アップするという数値が載っている。メタボリックシンドローム対策として有効である。 http://www.nordic-walk.or.jp/(一般社団法人 全日本ノルディック・ウォーク連盟)