今回の日本一周 15,16県目/47 は、山梨県、長野県の縄文時代の土偶など所蔵する博物館へ訪れることにした。
7月23日 新宿駅(特急あずさ1号)ーー信濃境駅・・・富士見町井戸尻考古館~信濃境駅ーー茅野駅・・・・ 茅野市尖石縄考文考古館~茅野駅ーー甲府駅(東横イン)
7月24日 甲府駅・・・・山梨県立考古博物館~甲府駅~自宅
これらの博物館は、ほとんど人里離れた遠いところにあり、車があれば軽く回れるのだが免許書を返納した私は、短時間で多くは回れない。本来なら折り畳みミニベロ自転車を持っていくところだが、春先から左ひざが痛み出し、調べると軟骨減少似る骨同志がこすれた傷みではと、暫くリハビリをやることになり、現地ではレンタル自転車もないので、徒歩かバスで現地まで行くしかなかった。
2034/7/23~24の一泊二日の旅となったが、のんびりと縄文時代にふれてこよう。
7/23 火曜日 長野県諏訪郡富士見町]富士見町井戸尻考古館 特急あずさ1号 松本行き7時丁度の発車、若い時に乗った時以来の懐かしさがあるが、車体は現代風の洒落たボディだ。中央本線小淵沢駅で乗り換え信濃境駅に9時6分着。小さな駅だがホームには縄文土偶やポスターなど雰囲気を感じさせてくれる。しかし他のお客さんはいない、私だけ。
- 特急あずさ1号
- 信濃境駅の掲示ポスター
- 信濃境駅前の地図
- 考古館庭にある黒曜石
地図を見るも歩いて井戸尻考古館に行くにはガイド誌によると15分ほどと書いてあるが、道に目印の無い地図は心もとないものであったが、聞く人も周りにいないので、多分いいだろうと炎天下歩き出した。まだ長野県だから東京ほど熱くはないが、何の目印がない道を歩くのは不安汗がでてくるものだ。
富士見町井戸尻考古館(こちらへ)5000年前の縄文中期文化の世界に触れることができる。見たこともある土偶、土器などデザイン的にも良く作らている。 考古館入口にはでかい黒曜石のが置かれている。縄文時代は、火山のマグマが急激に冷えてできた火山岩の一種、黒曜石はガラスのような性質を持ち、割れ口が鋭いため、狩猟や調理などの道具として刺したり切ったりして利用していた。
- 重要文化財 始祖女神像(高さ23cm)
- 人面香炉形土器
- 重要文化財 蛇を戴く土偶
- 頭部に3か所の穴があり、ここに羽などを差して祈っていたのではないかとの声もある
- 一日3本?次のバスの時間を調べてから見学をしよう
- バスの名前はかわいらしい
- 国宝・縄文のビーナス
- 国宝・仮面の女神
- 蛇体把手付深鉢形土器 (じゃたいとってつきふかあちがたどき))
- 今でも通じそうな 精錬された土器
翌日は山梨県に入り、『釈迦堂遺跡博物館』を予定したが、中央道釈迦堂入口PAから近いらしいが、バスを使って行くにはとても時間がかかることが分かり、今回は諦め『山梨県立考古博物館』一本に絞って行くことにした。甲府駅からバスで約30分、帰りのバスの本数も少なく時間までゆっくりと見学をすることができた。しかし、帰りのバス停には屋根がなく炎天下のバス待ちは参りました。
- 重要文化財・殿林遺跡出土 深鉢形土器
- 大型土器 72cm
- 武田信玄に別れを告げ 早めの帰宅をする
- 水煙渦巻文深鉢 芸術的
- 芸樹な作品を競い合ってたのか