学校唱歌「鎌倉」の道 (東京歩中会 12月のウォーク報告)

 

毎年恒例の忘年会ウォークです。当会も会発足から来年二月に満十周年を迎えますが、うち七回を鎌倉で忘年会ウォークを開催しています。発足当初は日本ウオーキング協会の鎌倉歴史ウォークに参加して七つある切り通しを三回歩き、鎌倉駅近くの御成通りにあったお好み焼き屋さんで毎年打上をしていました。懐かしい思い出がいっぱいありますね。平成25年からは独自の企画で鎌倉を歩き、居酒屋の「和民鎌倉駅前店」さんにお世話になって忘年会を開催しています。長坂さんが和民の渡辺社長とお知り合いで、未だ開店時間前に無理をお願いして利用させていただいてました。(現在は営業時間となりました)鎌倉は歴史の町で規制が厳しいのか大勢が集まれる飲食店が少ないです。毎年、和民さんには感謝ですね。

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忘年会ウォークの他、鎌倉は例年何回となく歩いています。山と海とのコントラストと歴史の重みを感じさせる雰囲気が魅力的です。今回は、唱歌に歌われた鎌倉の名所を巡るウォークコースです。それでも12月は観光客が一番少ない中、お正月を控えて嵐の前の静けさと思いきや、とんでもない混雑で車も渋滞していました。これで世界遺産に指定されたらと思いやられます。ウオークの団体にも住民の視線は厳しく、地元のウオークの協会は市民とのトラブルに神経を尖らせています。生活の場の中を歩かせていただくわけですから注意しないといけないですね。

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昨年は、高徳院の大仏様を拝観しましたので、今年は長谷寺へ寄りました。ご本尊の十一面観音菩薩像(長谷観音)の迫力は何回拝観しても圧倒されます。どうも現代人は、いつ頃の建造なのか、歴史的価値を探るように観てしまいがちですが、この長谷観音像の迫力にはすべて吹き飛んでしまい、その慈悲深さに圧倒されてしまいます。私は今年の夏、滋賀の湖北仏教文化のメッカに有名な十一面観世音立像をいくつか拝観しました。電車と歩きでしたので効率が悪く限られたとこだけでしたが、密教像特有の印度的な印象に感動したことを思い出しました。それぞれの仏像の魅力に圧倒されるような思いを受けるのは、歳のせいでしょうね。

稲村ケ崎の公園から見る・・・

正面の富士山、見えますか?

稲村ヶ崎で江ノ島の海岸の上に浮かぶ富士山を見ながらの昼食となりました。今日は風も無く暖かくて絶好のウォーク日和となりました。今年は森田さんが昼食中に、トンビの襲撃を受けられて指先から出血される被害となりました。それにしてもトンビの凶暴さにはビックリします。森田さん、本当にお気の毒様でした。江ノ島、鎌倉での昼食時は皆さんご注意ください。[huge_it_slider id=”68″]

午後は鎌倉宮への道をカットして、直接鶴岡八幡宮へ。お詣りの後、段葛を通って鎌倉駅へ向かいます。鶴岡八幡宮の参道若宮大路の中央に一段高く造られた道が「段葛」(だんかずら)です。頼朝が妻政子の安産祈願のために造営させたと伝えられている古道です。今年の三月、整備工事が竣工し大変歩き易くなっていました。道の両側にあった桜の樹の大半は伐採され、枝が横に広がらない新種の桜に植え替えられていました。来春のサクラが楽しみです。

定刻3時に和民鎌倉駅前店さんに到着。この一年も無事に歩けたことに感謝して乾杯。大いに盛り上がり、今年最後のウォークを締め括りました。

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