宮古島、興奮した野鳥撮影の旅。

(contributor:kamata motoji) 私達は、野鳥の撮影(鳥撮り)を始めて2年余り。これまでも鳥撮りで知り合った人から情報をもらっては出かけてきました。今回、2泊3日で沖縄・宮古島へ行ってきました。 沖縄の島々には、本州では見られない野鳥が多く、宮古島ではこの時期、島のあちこちでリュウキュウアカショウビンやリュウキュウサンコウチョウが見られるという情報に期待して出発しました。 沖縄はこの時期、梅雨の最中で予報も旅行期間中ずっと雨。覚悟を決めて万全(?)の雨具を用意して鳥撮りに挑む。しかし、期間中一時的に通り雨に合ったものの天候は良好。 目的の鳥も森に近づくとあちこちから鳴き声が響き、期待が膨らむ。森に入ると早速リュウキュウサンコウチョウの巣に遭遇。しばらく交代で卵を温める親鳥を撮り、野鳥が水浴びをするという池に向かう。 そこでも、リュウキュウアカショウビンが目の前を横切り、カメや虫(?)を捕食し木に叩き付ける(少し残酷な場面)光景にも遭遇する。 初日、2日目と森に入り、最終日は飛行機の便が夜だったこともあり、池間島に渡る。ここは、シロハラクイナというこの地方でしか見られないと言われる鳥にも出会うことができた。 この他、キンバト、オオクイナ、リュウキュウキジバトや名も知らぬ鳥にも出会う。 カメラの腕前がまだまだなので、写真は『バッチリ』とはいかないが、本州ではなかなか近づけないサンコウチョウやアカショウビンには間近で出会え、この地にしかいないと言われる野鳥にも会えたことで満足な旅であった。                                     鎌田 元治・奈穂子